TALK(田辺英語教育学研究会)


 
 
2017年度 第3回 TALK 例会のお知らせです【実践報告】
 
 
日 時: 2017年6月24日(土) 17:15~19:15
場 所: 早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館 6階 607教室
会場が変更になりました。ご注意ください。

「五文型と英文認知」
発表者: 柳川 浩三 氏[法政大学]

司会者: 杉内 光成 氏[獨協埼玉中学高等学校]

概 要:  本発表前半では、学習者(大学生)が 1) 五文型をどのように受けとめ、2) どの程度それを理解しているかを報告する。後半では、3) 五文型の理解度が異なる学習者間で熟達度に差があるか、4) 五文型の理解度が異なる学習者間で英文構造のとらえ方はどのように異なるかを検証する。それによって、EFL環境下における高校・大学での文法指導に示唆を提示したい。

 長い間、日本の英語教育で「学校文法の根幹」(池上, 1995, p.21)とすら見なされてきた「文型」という用語が、2014年実施の学習指導要領(高校)からその姿を消した。これは、1958年に五文型が学習指導要領に取り入れられて以来、この約60年間で初めてのことであり、日本の中学・高校の英語教育がコミュニケーション志向へと向かう大きな転換点にあることを象徴している。しかし、コミュニケーション志向の発信型・参加型の授業がEFL学習者の英語力を育てる上で本当に有効なのかという教師の直観的・経験的な疑問は残されたままである (田中 & 木村, 2016)。それよりも、学校英語教育は、それ以後の学習者の自立的な学習を支える基礎としての文法力を培うことを優先すべきであるという主張は根強い。

 本発表では、大学生1000人余りを対象に発表者が2015年~2016年度にかけて行った調査結果を報告し、議論のきっかけとしたい。

参加費: 会員…無料 / 非会員…初回は無料、2回目からは各回500円
(非会員で参加ご希望の方は事前に事務局までご連絡ください)
問い合わせ:事務局宛のメールは【こちら】からどうぞ。
 
 
2017年6月20日更新